突っ込み

突っ込み属性な私。

その突っ込みには一部で定評があります。

私の突っ込み目当てでボケる人もいるくらいです。

まぁその人はかなり特殊ですけどね。



夕方に電車に乗っているときのこと。

乗客が多かったので、少しの間立っていました。

普段はボーっと立っているだけなんですが、買った漫画が気になったので、立ったまま読んでいました。

そして席が空いたので、今度は座って熟読。

漫画に限らず本が好きな私は、一度読み始めると完全に本の世界に入ってしまいます。

だけど今日は途中からそれを遮られました。

視界の端でひたすら何かが動いているのです。

一度気になるとずっと気になります。

それが何かを、そっちは見ずに考えました。

隣の人が船漕いで寝てる。

いや、それだけなら別に普通のことです。

私だってたまにしています。

何が気になったて、その速さにです。

やたらと速い。



ちょうど車のウインカーの点滅くらいの速さでした。



速いわ！！



って突っ込みたかった･･･。

でも公共の場で見知らぬ人に突っ込むなんて有り得ない。

気づいてからはひたすら突っ込みたい衝動との戦いでした。





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